三重県津市の結婚式場
ミエルココンのブログをご覧の皆様
こんにちは
本日はウェディングプランナーの小椋がお届けいたします
高校時代 せまられた進路選択
期日までに出さないといけない進路希望・・・
まわりの友人は明確に将来進む道を堅実に決めている中
私には将来の夢がなく 毎日あせっていました
ただ 人が好き という事と
将来 人の役に立つ仕事や人に関わる仕事がしたい
その想いだけはあり
興味のあった分野のある大学へと進みました
受験対策を行う日々の中で
家族に当たってしまう日もありました
受験の結果が出る日 誰よりも緊張していて
真っ先に帰宅した私は1人で通知を見ました
合格の2文字を見た瞬間
思わず祖母にハグをしました
親のように育ててくれた祖母に
1番最初に報告したいと思っていたので
反射的に体が動いていました
その時 数年ぶりに抱きしめた祖母の体が
とても細く小さくなっている事に気づきました
この時 人生で大きなライフイベントがなければ
こうして家族と抱き合う事はできなかったと
自分自身強く思いました
私は運良くこの日祖母と抱き合う事ができましたが
たいせつな人ほど 恥ずかしがらずに
もっと抱きしめておけばよかったと思いました
たいせつで近くにいすぎる人にほど素直になれない自分
でもきっと世の中には私のように
素直になれない人もいるのでは…と思い
そんな人と家族が改めて結びつくような仕事をしたいと
思った事がきっかけで
ウェディングプランナーを目指すようになりました
目指したきっかけが祖母とのハグだったからこそ
私は結婚式の中で ハグや握手をする事
家族が改めて強い絆で結ばれるような
お声がけをすることをたいせつにしています
そして数々の結婚式を担当させていただく中で
気付いた事があります
それは結婚式という特別な1日は
たいせつな人の顔を見ると涙してしまうという事
たいせつであればあるほど
どうしてか言葉よりも先に涙が出てきます
ご対面するまでの時間で
その人と過ごした時を想い
改めて感謝の気持ちで溢れるからでしょうか
自分のたいせつな人が
人生の節目にいてくれる事
それは決して当たり前ではありません
だからこそより
その瞬間を愛おしく思え
涙が溢れてくるのだと思います
この日すごした時間すべてが
本当にかけがえのないものだったと
新郎新婦様が思っていただけたのであれば
私もすごく幸せです
本日も最後までお読みいただきありがとうございました
ウェディングプランナー 小椋綾菜